悔し涙の舞台で栄光=福岡大大濠、流れ渡さず―全国高校バスケット
昨年悔し涙で終えた舞台に戻り、福岡大大濠は雪辱の思いを最後の一戦にぶつけた。チーム最長の38分間コートに立った渡辺は「この1年間、この景色だけを目指して頑張ってきた。本当によかった」。喜びをかみしめた。
前半は鳥取城北の速攻に押される時間帯もあり、第2クオーターに一時リードを許した。それでもゴール下の争いでは譲らず、湧川が3点シュートを連続で沈めてすぐに逆転。勝負どころで強さを示し、流れを渡さなかった。
大黒柱の渡辺は今年の日本代表合宿に参加し、特別指定選手としてB2リーグの試合にも出場。レベルの高いプレーや練習に触れ、「自分の経験を、大濠でどう体現できるかを考えながらやってきた」。代表のホーバス監督からは3点シュートをもっと打つようアドバイスを受けたと言い、この日は要所で4本を決めて勝利を引き寄せた。
試合中は厳しい表情を崩さなかった片峯監督は「悔しさから始まったシーズン、選手たちは我慢をしながら自分を信じて努力してきた。本当によく頑張った」。穏やかな顔で選手をたたえた。
[時事通信社]
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