マカオ返還25年で記念式典=中国主席出席、行政長官は交代
【マカオ時事】ポルトガル統治下から中国に返還されて25年を迎えたマカオで20日、記念式典が催された。中国の習近平国家主席らが出席。マカオ政府トップを決める10月の行政長官選挙で当選した前終審法院院長(最高裁長官)の岑浩輝氏(62)の就任式も、併せて行われた。
習氏は演説で「マカオは特色ある『一国二制度』の発展で大きな成果を挙げた」とアピール。「住民はかつてない自由を享受している」とした上で、「一国二制度の活力を世界に示した」と訴え、制度を維持する必要性を強調した。
「マカオはおおむね安定している」としながらも、「さまざまなリスクを未然に防ぎ、国家の安全とマカオの安定をしっかりと守らなければならない」と表明した。
岑氏は中国広東省中山市生まれで、本土出身者として初めて行政長官に就任。演説では「持続的で健全な経済発展の促進を加速する」と述べ、経済のカジノ依存から脱却し、多角的な産業の発展を目指す考えを示した。
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