通過の金谷、うれし涙=憧れの松山と同じ舞台に―米男子ゴルフ予選会
最終18番で2メートル弱のパーパットを沈めると、金谷は力強く拳を握りしめた。ホールアウト後は涙があふれ出て、「苦しかったので、本当にうれしい」と声を絞り出した。
通過圏内の3位から出た金谷はバーディー発進したが、その後は一進一退。18番もピンチをしのいでパーセーブで踏みとどまり、「最後は落とせない状況だったが、今までやってきたことが苦しい場面で生かされた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
2020年のプロ転向後、米ツアーへの挑戦を視野に入れて腕を磨いてきた。米ツアーの試合で思うような結果が出ずに挫折を味わったこともあった。「悔しくて泣くことはあったが、うれしくて泣くのは初めて。自分を信じてこれまでやってきてよかった」
来季は東北福祉大の先輩、松山英樹と同じ舞台で戦うことになる。「目標であり、憧れ。成長を続けていかないと絶対に勝てない。これからが勝負」。今季日本ツアーの賞金王に輝いた26歳は満を持して、念願の場所に立つ。(ポンテベドラビーチ時事)
[時事通信社]
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