2024-12-12 08:55スポーツ

流れ引き寄せた南野=敗戦も存在感―欧州サッカー・モナコ

 0―1と劣勢だったモナコのゲームチェンジャーを期待されて、後半から前線に投入された南野。攻撃のリズムを生み出し、流れを引き寄せた。
 ミドルシュートを放ったり、中へドリブル突破を仕掛けたりと、貪欲にゴールへ向かう姿勢を見せてチームを勢いづけた。ペナルティーエリア内で放ったシュートは、惜しくも相手GKがキャッチ。左から好パスを出して決定機を演出するも、エンボロのシュートはわずかに枠を外れた。
 11月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選に出場した日本代表の活動中に内転筋を負傷。同月末の前節ベンフィカ戦は欠場したが、「痛みは全く問題ないので大丈夫」と語っていた通り、強豪アーセナル相手に敗れた試合でも、切れのあるプレーで存在感を示した。
 欧州連盟の公式サイトによると、ヒュッター監督は「後半は勇敢だった。南野をはじめ、同点に追い付く絶好機が3度あったことを忘れてはならない」と振り返った。チームはプレーオフ進出圏内の16位。上位を目指し、残り2戦に向かう。(ロンドン時事)
[時事通信社]

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