林官房長官、鳥取の拉致現場視察=日朝首脳会談へ「有効な手だて」
北朝鮮による日本人拉致問題の担当相を兼ねる林芳正官房長官は24日、鳥取県米子市で1977年に被害者の松本京子さん=拉致当時(29)=が消息を絶った現場を視察した。記者団に「普通の住宅街で拉致に遭遇した。胸が締め付けられる思いだ」と強調。「きょう感じた思いを胸に刻み込み、解決に向けて取り組みたい」と語った。
日朝首脳会談の調整状況に関しては、「全ての被害者の一日も早い帰国を実現しなければならないという思いで、政府の責任において最も有効な手だてを講じていきたい」と述べるにとどめた。
[時事通信社]
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