地元産残余材のプランターで百貨店広場に「野菜畑」=福岡市〔地域〕
福岡市は、公共事業に用いる市内産木材の製材過程で生じこれまで廃棄していた「残余材」を、イベントや施設の内装などに活用する事業者へ提供する取り組みを開始した。第1弾は、プランターになり、市内の百貨店広場で「野菜畑」として活用されている。
市は市内産の木材を公民館や学校などの公共施設の床や壁材として積極的に活用している。しかし、加工する際に、曲がりや傷などで木材として出荷されない残余材が1~2割程度発生、廃棄の対象となっている。そこで、持続可能な開発目標(SDGs)や脱炭素社会実現の一環として残余材の活用に乗り出した。
一方、市は事業所から出る生ごみの堆肥化とそれを活用した栽培を促進する「コミュニティガーデン」事業も推進。今回の百貨店も賛同しており、残余材を活用したプランターは、同店社員食堂の生ごみから作った堆肥を活用した「野菜畑」となっている。
[時事通信社]
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