キオクシアHD、12月中旬上場へ=時価総額7500億円規模
半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(HD、旧東芝メモリ)が12月中旬に上場することが21日、分かった。時価総額は7500億円規模を見込み、22日にも東証から上場承認が得られる見通し。生成AI(人工知能)の普及を背景に、データセンター向けのメモリー需要が伸びると判断したもようだ。
キオクシアHDは上場によって調達した資金をAI向けの最先端メモリーの設備投資に充てる。調達資金は最大991億円に上る。時価総額は当初想定した規模に大きく届かないが、増産投資を通じて企業価値向上につなげたい考えだ。
[時事通信社]
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