ボージョレ・ヌーボー解禁=コスト高でも価格維持の動き
フランス・ブルゴーニュ産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の販売が21日午前0時に解禁された。原材料高や円安の影響で輸入コストは膨らんでいるが、「多くの人に手に取ってもらいたい」(サントリー)として販売価格を据え置く動きも見られる。
サントリーは「ジョルジュデュブッフ ボジョレーヌーヴォー」(750ミリリットル)の参考価格を昨年と同じ3256円に据え置いた。メルシャンも「秋の風物詩を楽しんでもらうため、手に届きやすい価格で提供したい」として、主力商品の価格を維持した。
ワイン専門店のヴィノスやまざき銀座店(東京都中央区)で開かれた解禁イベントで、早速味わった40代の女性会社員は「秋の一大イベント。週末にホームパーティーでおいしい料理と一緒に楽しみたい」と話した。
[時事通信社]
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