文通費改革、年内法改正目指す=衆院で与野党協議会スタート
衆院の与野党各会派は20日、国会議員に毎月100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)改革に関する協議会の初会合を国会内で開き、28日召集予定の臨時国会で歳費法などの改正を目指す方針を確認した。具体策で早期に意見集約を図れるかが焦点だ。
協議会は自民、立憲民主、日本維新の会、国民民主、公明、れいわ新選組、共産7党の衆院議院運営委員会理事らで構成。使途公開や残金返納を義務付けるか否かに加え、(1)使途を具体的に指針で定めるか(2)領収書を公開するか(3)任期中は残金繰り越しを認めるか―などが論点となる。
旧文通費改革はかねて維新が主張。自民内では慎重論が強かったが、衆院選での敗北を受け、石破茂首相(党総裁)が議論を進めるよう指示した。会合後、座長に就任した衆院議運委与党筆頭理事の村井英樹氏(自民)は「幅広く合意が得られるよう尽力する」と記者団に語った。
改革を巡り、衆院では8~9月に議長・副議長経験者らからの意見聴取を終えている。慎重論が根強い参院は衆院に比べて動きが鈍かったが、「年内に結論を出したい」(松山政司自民党参院幹事長)との声が強まっており、22日から聴取がスタートする。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
高橋宏「自信を持って」=強気の直球、取り戻せるか―野球プレミア12
-
楽天の宗山「新人王目指す」 プロ野球
-
英仏独、対イラン決議提出=対話行き詰まり―IAEA理事会
-
早田、変革へ再始動=初戦黒星にも笑顔―卓球ファイナルズ
-
三菱重工浦和が3位浮上=WEリーグ
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕