2024-11-19 08:56スポーツ

橋岡、定着狙いアピール=谷口離脱でチャンス―サッカーW杯予選

中国戦に向け、調整する橋岡(右)=17日、中国・アモイ
中国戦に向け、調整する橋岡(右)=17日、中国・アモイ

 【アモイ(中国)時事】米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、8大会連続出場を目指すC組首位の日本は19日午後8時(日本時間同9時)から中国福建省のアモイで中国と対戦する。
 10月までの最終予選全4試合に出場してきた不動のセンターバック(CB)の谷口(シントトロイデン)が、大けがで離脱。15日のインドネシア戦で選手起用が注目された右CBに抜てきされたのが、6月以来の招集となった橋岡(ルートン)だ。
 所属チームでもこなしているポジション。空いたスペースを狙われる場面があったものの、球際での強さを見せ、「アグレッシブさをチームに還元できると思っていた」。機を見て攻め上がってクロスを供給し、菅原(サウサンプトン)が決めた4点目にも絡んだ。「タイミング良く上がって、やり切るのが自分の良さ」と話し、90分ピッチに立って手応えを得た。
 谷口は長期離脱が見込まれ、冨安(アーセナル)らも戦列を離れている。攻撃的な3バックが基本布陣の中、その一角に定着できるか。「今は本当に選手層が厚い。僕はどこのポジションで出ても、自分の良さを出し切ることを考えている」。チャンスを逃すまいとアピールを続ける。
[時事通信社]

中国戦に向け、調整する橋岡(中央)=18日、中国・アモイ
中国戦に向け、調整する橋岡(中央)=18日、中国・アモイ

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