耐久性低い保護材料が原因=美浜原発3号機の配管損傷―関電
関西電力は14日、配管に穴が見つかって運転を停止した美浜原発3号機(福井県美浜町)について、配管の保護に使う材料を耐久性の低い樹脂製に変えたことが損傷の原因だったと発表した。今後配管を交換し、運転再開を目指す。
関電は先月10日、原子炉容器内のポンプなどの冷却に使う配管に穴や厚みの減少が見つかったと発表。配管の交換や調査のため、同15日に運転を停止していた。
関電によると、昨年度の定期検査で、配管を保護するコーティングがはがれているのが見つかった。補修の際、従来のポリエチレン製ではなく、耐久性の低い樹脂製に変えたため、水流でコーティングや配管が削られたとみられる。
同社は材料を変えた理由について、補修した箇所は水流による損傷が生じないと考え、短時間で補修できる樹脂製を使用したと説明。再発防止のため、設備の補修に関するガイドラインを作成するなどとした。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
三笠宮妃百合子さま逝去=101歳、皇室最高齢
-
北朝鮮部隊の戦闘参加を協議=ロ朝軍事協力に「強い懸念」―米韓外相
-
実質GDP、年0.9%増=2期連続プラス、個人消費が寄与―7~9月期
-
日米韓協力の事務局設置=首脳会談で「制度化」合意へ
-
ロ朝の軍事協力に懸念=岩屋氏、相互訪問に意欲―日韓外相
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕