アルゼンチン、COP29離脱か=多国間協力の懸念材料に
【ロンドン時事】アゼルバイジャンの首都バクーで開催中の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で、アルゼンチンの代表団が交渉から離脱するよう本国に指示されたことが13日、明らかになった。英紙ガーディアンなどが報じた。気候変動対策を巡る多国間協力を進めていく上で、新たな懸念材料となりそうだ。
米CNNテレビがアルゼンチン外務省関係者の話として伝えたところでは、COP29に参加していた同国代表団は13日、政府から帰国を命じられた。バクーに向けて同日出発する予定だった一団も渡航をやめるよう指示されたという。関係者はCNNに対し、詳しい理由を明かさなかった。
[時事通信社]
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