2024-11-14 08:16スポーツ

チャンス狙う、五輪世代=備える藤田ら―サッカー日本代表

W杯アジア最終予選の中国戦でプレーする高井(右)=9月5日、埼玉スタジアム
W杯アジア最終予選の中国戦でプレーする高井(右)=9月5日、埼玉スタジアム

 【ジャカルタ時事】サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表で、パリ五輪世代が虎視眈々(たんたん)とチャンスを狙っている。五輪で主将を務めた藤田(シントトロイデン)は、「自分の見せられることを全力でやっていきたい」と意欲を燃やす。
 アウェー連戦のインドネシア戦(15日)と中国戦(19日)に向けて、パリ五輪代表から藤田の他、高井(川崎)と関根(柏)が選ばれた。高井は9月の中国戦で途中出場し、最終予選デビューを果たしている。
 その高井は今回、先発出場の可能性がある。同じDFの谷口(シントトロイデン)が直前の負傷で離脱。「練習からアピールできればいい」と意気込む。追加招集の関根も「いろいろなポジションができるのは強み。練習から特長を出していきたい」。
 前回の最終予選で、東京五輪世代の三笘(ブライトン)や田中(リーズ)らが決定的な仕事をして台頭を印象付けたのは記憶に新しい。「チャンスはあるはず。その一回で何かを残せれば」と関根。W杯本番に向けたチームの底上げには、若手の突き上げは欠かせない。
[時事通信社]

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