波乗る小川にチャンス=上田不在の最前線―サッカー日本代表
ストライカーとして波に乗った状態での代表合流となった。所属チームで直近の公式戦3試合連続ゴールで計5得点のFW小川は「間違いなくいい感覚にある。楽しみ」。表情に自信がにじむ。
今回の活動では、大きくアピールできるチャンスが訪れた。同じオランダ1部リーグでプレーする上田(フェイエノールト)がけがで不在。代わりに先発起用に期待されるのが、今年に入って2番手の地位を築いてきた小川だ。
アジア最終予選の計4試合は上田の控えに回る形で、全て後半途中からの出場だった。それでも、限られたプレー時間の中で計2ゴール。敵地のサウジアラビア戦では、投入直後に貴重な追加点を奪うなど着実に結果を残してきた。
これまでの起用を見ても、森保監督が最前線のFWに最優先で求めるのは、ボールを確実に収めるポストプレーだ。小川はその能力に優れ、ワンタッチゴールなど得点パターンも多彩。「この2試合で自分がどれだけ(ゴールを)取れるかに懸かっている」。自らに重圧をかけて、確実な結果を残すつもりだ。(ジャカルタ時事)
[時事通信社]
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