トラック架装でカルテルか=新明和工業など立ち入り―公取委
トラックの荷台に装備する特殊タンクなどの「架装物」の価格でカルテルを結んだ疑いが強まったとして、公正取引委員会は12日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、いずれも東証プライム上場の新明和工業(兵庫県宝塚市)、極東開発工業(大阪市)とそれぞれの子会社を立ち入り検査した。関係者への取材で分かった。
子会社は東邦車両(横浜市)と日本トレクス(愛知県豊川市)。
関係者によると、4社は遅くとも2020年9月以降、ダンプカーやごみ収集車など、荷台に特殊な装備を施したトラックの架装物について、話し合いで販売価格の引き上げを決めていた疑いがある。
原材料となる鉄鋼の価格上昇を受け、架装物の値上げにより利益を安定的に得ようとしたとみられる。架装物の市場規模は1000億円を超えるという。
新明和工業は「調査に全面的に協力していく」とコメント。極東開発工業も同様の見解を示した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
シリアのアサド政権、崩壊=反体制派が首都制圧―半世紀の独裁、大統領はロシア亡命
-
日本、韓国と決勝=ハンドボール女子
-
山名は5位=ショートトラック
-
田中代表委員らがオスロ空港に到着=核廃絶「より強く訴える」―日本被団協、あすノーベル平和賞授賞式
-
二階堂、自信深める=W杯ジャンプ
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕