ガザ支援拡充で検問所開放へ=イスラエル、米の要請考慮か
【イスタンブール時事】イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザへの人道支援拡充のため、新たにガザとの境界の検問所を開放する準備を進めていると発表した。ブリンケン米国務長官とオースティン米国防長官は10月中旬、イスラエルに30日以内の人道状況改善を要請。応じなければ武器供与の停止を示唆したとされ、開放の動きは米国の意向を考慮したとみられる。
軍によれば、イスラエルとガザ中部を結ぶキスフィム検問所を開き、ガザ南部向けの支援物資を搬入する。検査施設の設置や道路舗装などは既に行われたが、開放の時期は明らかにしていない。
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