9月の実質賃金、0.1%減=2カ月連続マイナス、物価高に追い付かず
厚生労働省が7日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比0.1%減だった。マイナスは2カ月連続。物価上昇のペースは鈍化したものの、給与の伸びが追い付かなかった。
基本給と残業代などを合わせた名目賃金は、労働者1人当たり平均で2.8%増で、33カ月連続のプラスとなった。2024年春闘で賃上げ率が高水準となったことが引き続き反映されている。
実質賃金の算出に用いる消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)の上昇率は2.9%と、前月の3.5%から縮小した。政府による電気・ガス代の補助金の再開が押し下げに寄与した。
最新動画
最新ニュース
-
複数の投資案件で7億円超集金か=コンサル社長ら、無登録営業事件
-
ロマンス詐欺容疑で27歳女逮捕=被害1億300万円か―警視庁
-
円相場、154円43~44銭=7日正午現在
-
石破首相、トランプ氏と電話会談
-
円下落、154円台半ば=東京市場
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕