米ボーイング労組、新協約承認=38%賃上げ、スト終結
【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングの労働組合は4日、会社側が提案した4年間で38%の賃上げを柱とする新たな労働協約を承認した。投票で賛成が59%に上った。9月から1カ月半以上続いてきたストライキが終結する。
約3万3000人の従業員が加入する労組のストにより、西部ワシントン州シアトル郊外などの工場が稼働を停止。主力小型機737MAXや大型機777の生産が停滞し、苦境に陥っているボーイングの経営を一段と圧迫していた。
[時事通信社]
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