日本海に弾道ミサイル=最低7発、EEZ外に落下か―北朝鮮
【ソウル時事】韓国軍は5日、北朝鮮が同日午前7時30分(日本時間同)ごろ、南西部・黄海北道沙里院付近から日本海に短距離弾道ミサイル数発を発射したと発表した。日本の防衛省によると、北朝鮮は少なくとも7発のミサイルを発射。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したもようだ。
防衛省によれば、ミサイルの最高高度は約100キロで、飛行距離は約400キロ程度だったとみられる。航空機や船舶への被害は確認されていない。
中谷元・防衛相は記者団に対し「北朝鮮の行動は、わが国や地域、国際社会の平和と安全を脅かすものだ」と非難。政府は外交ルートを通じて北朝鮮に抗議した。
北朝鮮によるミサイル発射は10月31日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19」の試射を行って以来。11月5日投開票の米大統領選に合わせ、北朝鮮は挑発を行っている。
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