2024-11-01 16:59スポーツ

初タイトルか、奪還か=新潟と名古屋、2日決勝―ルヴァン杯サッカー

決勝を前に、記者会見に臨む名古屋の長谷川監督(左端)と新潟の松橋監督(右端)ら=1日、東京・国立競技場
決勝を前に、記者会見に臨む名古屋の長谷川監督(左端)と新潟の松橋監督(右端)ら=1日、東京・国立競技場

 Jリーグのルヴァンカップ決勝は2日午後1時5分から、東京・国立競技場で行われ、新潟と名古屋が対戦する。新潟はJ加盟26年目で初の国内主要タイトル獲得が懸かり、名古屋は3年ぶり2度目の優勝を狙う。
 両チームは1日、試合会場で調整し、両監督らが記者会見に臨んだ。名古屋の長谷川監督は「リーグ戦では上位争いができず、天皇杯も初戦で負けた。ルヴァン杯に懸ける思いはどのチームよりもある」と述べ、就任3年目での初タイトルへ闘志をむき出しにした。
 新潟もリーグ戦で下位に沈むが、初めての決勝を前に士気は高い。試合当日は、新潟―東京間の新幹線が増便されるなど盛り上がりを見せる。松橋監督は「チームの価値、見られ方を高められる大事な一戦。いい結果を、自分たちで勝ち取りたい」と力を込めた。
 今季J1では1勝1敗の五分。両チームのスタイルは対照的で、パスサッカーを主体とする新潟に対し、名古屋が鋭いカウンターで勝機を探る展開となりそうだ。
 名古屋の永井は新潟について、「ボールを回され出すと、どのチームも苦戦する。リズムに乗せると怖い」。新潟の舞行龍ジェームズは「(自分たちが)攻めている時のリスク管理が大事」と試合のポイントを挙げた。
[時事通信社]

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