2024-10-29 20:21スポーツ

ソフトバンクの近藤、やはり頼もしく=初先発ですぐさま結果―プロ野球日本シリーズ

1回、同点の適時二塁打を放つソフトバンクの近藤(左)=29日、みずほPayPay
1回、同点の適時二塁打を放つソフトバンクの近藤(左)=29日、みずほPayPay

 やはりその存在は頼もしい。今シリーズで初めてスタメン起用されたソフトバンクの近藤が一回、すぐさま同点に追い付く適時二塁打を放った。
 東の立ち上がりを攻め、2死一、三塁で打席へ。相手左腕が決め球とする低めのチェンジアップを見極めてフルカウントに持ち込み、甘く入った同じ球種を逆方向の左中間へはじき返した。「自分の打撃をしようと打席に入った。追い込まれてから、いい集中力を出せた」と納得した。
 右足首の捻挫から約1カ月後のクライマックスシリーズ・ファイナルステージで復帰。5割を超える打率に1本塁打、3打点と大暴れした。ただ、まだ守備には就けず、敵地開催で指名打者制ではなかった今シリーズ第1、2戦は申告敬遠の1打席に出番が限られた。
 連勝して戻ってきた本拠地で、その鬱憤(うっぷん)を晴らすような一打。「こっちで決めたい。二つ勝てるように頑張りたい」との意気込みを結果につなげた。 
[時事通信社]

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