2024-10-27 23:48社会

「自公過半数割れに追い込む」=野田代表、議席増も笑顔なく―立憲民主【24衆院選】

開票センターで取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表(右端)=27日午後、東京・永田町の同党本部
開票センターで取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表(右端)=27日午後、東京・永田町の同党本部

 「政権交代こそ、最大の政治改革」と訴え続けた立憲民主党の野田佳彦代表は、東京都千代田区の党本部に設けた開票センターで報道各社の取材に応じた。議席を大幅に増やす見通しとなったが笑顔はなく、「願わくば自公の過半数割れまで追い込みたい」と意気込んだ。
 午後8時50分ごろ、野田氏は厳しい表情で開票センターに現れた。当選確実となった候補者の氏名が書かれた札をボードに貼り付ける際にも、笑顔を見せることはなかった。
 午後10時ごろから各社の取材に応じた野田氏は、今回の選挙について「前回より躍進していることは事実」と振り返った。一方で、「接戦区がかなり残っている。緊張感を持って見守っていきたい」と、落ち着いた口調で語った。
 同党の躍進が伝えられた午後8時ごろには、辻元清美代表代行らも同センターで開票の行方を見守っていた。辻元氏は「今まで以上に多くの皆さんに共感をいただいた実感はある」と話した。 
[時事通信社]

取材に応じる立憲民主党の辻元清美代表代行=27日午後、東京・永田町の同党本部
取材に応じる立憲民主党の辻元清美代表代行=27日午後、東京・永田町の同党本部

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