ドウデュース、大外一気=名手武も驚く末脚―競馬天皇賞
レースはスローペースとなり、後ろから2番目で進んだドウデュースにとって不利な展開。それでも、鞍上の武豊は「前につけるプランはなかった」と相棒の実力を信じた。
迎えた最後の直線。ドウデュースは大外から脚を伸ばし、前団を一気に抜き去った。ラスト600メートルのタイムは32秒5。驚異的な末脚には、名手も「倍速で走っているようだった。すごい」と目を丸くした。
連覇が懸かる年末の有馬記念を最後に引退する。順調なら、次戦は来月24日に東京競馬場で開催されるジャパンカップ(GI、芝2400メートル)。友道調教師は「海外からも強豪が来る。日本代表として頑張りたい」と意気込んだ。
[時事通信社]
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