2024-10-24 19:21World eye

チャールズ国王、サモア伝統のカバ飲み「高位の首長」に

【アピア(サモア)AFP=時事】英連邦加盟国であるサモアを訪問中の英国のチャールズ国王(75)は23日、首都アピアで伝統の飲み物「カバ」を飲む儀式に参加した。チャールズ国王はまた、現地の村の「高位の首長」の称号を授与された。≪写真は、サモアの首都アピアのモアタア村で行われた歓迎式典で、「カバ」の入った器を受け取る英国のチャールズ国王≫
 チャールズ国王は、彫刻が施された木造建物の上座に着席。酩酊(めいてい)効果のあるカバが、ココナツを半分に割った器に注がれ、振る舞われた。現地では「アバ」と呼ばれている。
 チャールズ国王は「このアバに神の祝福がありますように」とつぶやいてから、容器を口に運んだ。
 チャールズ国王がサモアを訪れるのは初めてだが、現地ではおおむね好意的に捉えられている。
 チャールズ国王と妻のカミラ王妃は儀式が行われた村、モアタアの「トゥイ・タウメアシナ(高位首長の意)」の称号を授与された。
 村の指導者レナタイ・ビクター・タマプア氏はチャールズ国王の訪問を前に「われわれの村を歓迎式典に選んでくれたことを光栄に思う。贈り物として称号を授けたい」とAFPに話していた。【翻訳編集AFPBBNews】

最新動画

最新ニュース

写真特集