2024-10-24 16:35スポーツ

リバティアイランド、復活Vなるか=27日に天皇賞・秋―競馬

 中央競馬の第170回天皇賞・秋(GI)は27日、東京競馬場の芝2000メートルコースで15頭が出走して行われる。今年はGI馬6頭が参戦。昨年、史上7頭目の3歳牝馬3冠を達成したリバティアイランドを中心にハイレベルなレースが予想される。
 今回のメンバーで唯一の牝馬は、初の海外遠征となった今年3月のドバイシーマクラシックで3着に終わった後、右前脚に軽度の炎症を起こし休養を余儀なくされた。レースは実に約7カ月ぶりとなるが、9月から調教を積み、仕上がりは万全。19日に落馬負傷した川田将雅騎手も間に合った。
 その川田騎手は天皇賞に春秋合わせて過去30度騎乗し、2着が最高成績。デビューから手綱を握り、「全ての経験をこの馬に」とほれ込む相棒との悲願達成を目指す。
 対抗格はGI3勝のドウデュース(5歳)。1番人気に推されながら6着に敗れた6月の宝塚記念からの巻き返しを狙う。年内いっぱいで引退する予定で陣営も気合十分。天皇賞通算14勝で「平成の盾男」と称される鞍上の武豊騎手は、秋の歴代最多に並ぶ7勝目が懸かる。
 その他は昨年のダービー馬タスティエーラ、同年皐月(さつき)賞を制したソールオリエンスなど、4歳世代の有力馬が頂点を目指す。
[時事通信社]

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