円急落、152円台前半=3カ月ぶり安値―東京市場
23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台前半に急落した。7月31日以来、約3カ月ぶりの円安水準。米長期金利の上昇を受け、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが強まった。
11月の米大統領選で、積極財政に前向きなトランプ前大統領が優勢との見方が浮上。財政が悪化しインフレ圧力が高まるとの観測から、米金利が上昇した。市場では「トランプ氏当選を見越した先回りの動きが出ている」(大手証券)との声が聞かれた。
午後3時現在は152円17~18銭と前日比1円17銭の円安・ドル高。
[時事通信社]
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