暫定合意を4年延長=中国とバチカン、司教任命巡り
【北京時事】中国外務省の林剣副報道局長は22日の記者会見で、キリスト教カトリック総本山のバチカン(ローマ教皇庁)との間で、中国内の司教任命権を巡る暫定合意を4年間延長すると明らかにした。暫定合意は2018年に結ばれ、延長は3回目。過去2回の延長は2年間ずつだった。
中国とバチカンは1951年に断交。司教任命権を巡って長年対立してきたが、18年の暫定合意で一定の折り合いをつけた経緯がある。合意内容は非公表だが、中国側が司教の候補を選び、教皇が最終的に判断する仕組みとされる。
バチカンは欧州で唯一、中国と国交がなく、台湾と外交関係を結んでいる。ただ、近年は中国への接近が続いており、昨年はバチカンのウクライナ和平特使が異例の訪中を果たした。バチカンが中国に「常設事務所」の設置を検討しているとも報じられている。
[時事通信社]
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