同性パートナーも配偶者扱い=来年7月から福利厚生適用―JR東海
JR東海が、同性パートナーのいる社員について、配偶者と同等の福利厚生制度を適用する方針を固めたことが21日、分かった。配偶者の定義を広げ、来年7月から運用を始める。
全社員約1万9000人が対象。LGBTなど性的少数者への理解増進法が昨年6月に施行されたことを踏まえた。
結婚祝い金や家族用の社宅利用、別居手当など福利厚生はおおむね受けられるようになる。制度利用に当たり、証明書など指定の書類提出を求めるのか、本人の申告に基づき適用するのかといった運用の詳細は今後詰める。
JR東海は、少なくとも2000年から事実婚のパートナーを配偶者として扱っており、企業として多様性を尊重する姿勢をアピールする狙いもある。
[時事通信社]
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