地力示した三浦璃、木原組=2季ぶり「もっと良くなる」―スケートアメリカ
三浦璃、木原組にとって2季前のファイナル制覇以来となるGP勝利。フリーは自己ベストより8点近く低い点数ながら、木原は「内容よりこの順位を喜びたい」。昨季のGPシリーズは自身の腰のけがの影響で欠場。言葉に実感がこもった。
男性が女性を投げるスロー3回転ループで、三浦が転倒。リズムを合わせて跳ぶジャンプでもミスがあった。それでも、SPに続いてフリーもトップ。安定感のあるリフトやスピードに乗った滑りで魅了した。
今季は「シーズンを通してけがをしないこと」(木原)をテーマに掲げる。体調に気を配りながらも、GP初戦にして合計点では2位を12点以上も引き離して完勝を収めた。2季前には世界選手権も制したペア。確かな地力をしっかり示した。
プログラム自体「これからもっと良くなる」と三浦は言い、木原は「課題をしっかり改善していきたい」と上を見据える。フリーは大人の男女の世界観を醸し出している演目。技術も表現も深化した先にどんな演技と得点が見られるのか。期待が膨らむ。(アレン時事)
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
日野自、米当局と和解=制裁金1870億円―認証不正
-
中国共産党は「最も危険な敵」=次期米長官候補、対話には意欲
-
円相場、156円21~21銭=16日午前9時現在
-
イスラエルとハマス、ガザ停戦で合意=戦闘6週間停止、人質解放―19日発効、1年3カ月の交戦に区切り
-
24年の企業物価、過去最高=3年連続更新、2.3%上昇―日銀
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕