原発は衰退産業=大島堅一・龍谷大教授【24衆院選】
大島堅一・龍谷大教授(環境経済学)の話 原発産業は衰退する。放射性廃棄物の処分や廃炉、長期に及ぶ建設期間など課題が山積し、人材の維持も困難になっている。海外では建設費が計画の3~4倍に膨らみ、使用済み核燃料の再処理や廃棄物処分、廃炉費用も見通せない。期待できない電源を持ち続けて国民負担が増えるばかりだ。一方、太陽光や風力など再生可能エネルギーの可能性は大きい。発電予測の精度向上や送配電網の整備で電力供給は安定する。シフトチェンジに乗り遅れたら脱炭素社会も実現できない。
[時事通信社]
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