華道など無形文化財に=文化審
文化審議会(島谷弘幸会長)は18日、登録無形文化財に「華道」と「手揉(も)み製茶」を登録するよう文部科学相に答申した。近く答申通り告示され、登録は6件となる。
華道は草木や花を器に生けて自然観を表現する行為で、技術や方法を洗練させる中で多様な様式を生み出し、日本特有の表現を構築してきた。
手揉み製茶は、蒸した茶葉から手作業で煎茶、かぶせ茶、玉露を作り上げる伝統技術で、大正時代に標準的な製法が確立された。
文化審は、それぞれの技能継承に取り組む団体として、日本いけばな伝統文化協会(大阪市)と手もみ製茶技術保存会(静岡市)の認定も求めた。
[時事通信社]
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