貿易赤字3.1兆円に拡大=円安で輸入増―今年度上半期
財務省が17日発表した2024年度上半期(4~9月)の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3兆1067億円の赤字(前年同期は2兆7164億円の赤字)だった。輸出額が半期ベースで過去最高となった一方、円安などを背景に輸入額の伸びが上回ったことで赤字幅は拡大した。
輸出額は前年同期比6.6%増の53兆5504億円。半導体製造装置が伸びた。輸入額は、パソコンなど電算機類が大幅に増え、7.0%増の56兆6571億円だった。
同時に発表された9月の貿易収支は2943億円の赤字だった。赤字は3カ月連続。
[時事通信社]
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