ヤンキース主砲、目覚めの一撃=米大リーグ
ヤンキースの主砲ジャッジが2点リードの七回、今プレーオフ第1号の2ランを放った。高めの95マイル(約153キロ)を捉えた豪快な中越えアーチ。「フェンスを越えてくれてよかった。2点を追加できたのは大きかった」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
レギュラーシーズンで58本塁打、144打点の2冠に輝いた強打者もポストシーズンは5試合本塁打がなく、打率も1割台。不振を吹き飛ばすような目覚めの一撃に、本拠地が大歓声に包まれた。
ヤンキースは2連勝で、最後に世界一になった2009年以来のワールドシリーズ進出に大きく前進した。大リーグのプレーオフで、2勝0敗としたチームが7回戦制のシリーズを制する確率は8割超とのデータがあるが、「相手は素晴らしいチーム。まだやるべきことが残っている」とジャッジ。目標達成へ気を緩めずけん引する姿勢を示した。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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