紙一重で初防衛ならず=田中、痛恨だったダウン―ボクシング世界戦
1―2に分かれたジャッジ3人の点数は、いずれも1点差。紙一重の差で王座を守れなかった田中は「届かなかったか、という思い。ここで負けた悔しさしかない」と声を落とした。
結果的に痛恨だったのが5回だ。右のアッパーにカウンターを合わせられてダウン。KO率の高い挑戦者の強打を、まともに食らった。7回以降はボディーを軸に反撃し盛り返したが、わずかに及ばず。ダウンで失ったポイントが重くのしかかった。
2月にスーパーフライ級のベルトを獲得し、4階級制覇を達成。しかし、7月に予定されていた初防衛戦は相手の体重超過で中止に。新たな挑戦者を迎え、仕切り直しとなった一戦で王座を手放した。
今後に向けては「考えられない」。目指していた4団体統一の、はるか手前での挫折。この階級でやり残したことは多いように映るが、29歳はどんな未来を描くことになるか。
[時事通信社]
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