ここぞで女王の執念=山下、ようやく勝利―富士通女子ゴルフ
2年連続年間女王の山下、米ツアーを主戦場に海外メジャーも制した古江。当代屈指の実力者2人が、プレーオフで火花を散らす―。ギャラリーを堪能させた勝負を制したのは、今季ここまで勝利がなかった山下だった。
2ホールを費やしたプレーオフの前に、ここぞの執念を見せた。正規の18番だ。山下はラフからのアプローチが寄らず、13メートルものパーパットを残した。二つ後ろの最終組にいる古江が16番を終えた時点でともに14アンダー。ここで山下が落とせば万事休すに近い。「もう入れるしかなかった。そう思っても、あの距離ではなかなか入らない」
意を決し、これをねじ込んだ。首の皮がつながる。17番でバーディーを奪った古江は、18番をボギーとしてしまった。
今年は全米女子プロ選手権で2位。パリ五輪4位入賞。それでも国内では勝てなかった。「イメージ通りのショットが打てず、モヤモヤしている」。今季のプレーを、そう説明した。平均ストロークが70を切っていても、ショットに関しては「まだ60点くらい」と自分に厳しい。残り6試合。12月に挑む米ツアー最終予選会までに、どこまで自己採点を上げていくか。
[時事通信社]
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