1年で監督交代、今秋も=今江氏退任、三木氏が昇格―プロ野球・楽天
楽天は11日、今江敏晃監督との契約を解除すると発表した。2年契約の1年目だった今季は目立った補強がない中で交流戦初優勝。リーグ戦も最終盤までAクラス入りを争ったが、3年連続の4位に終わっていた。
わずか1年での監督交代は球団にとって珍しいことではない。創設20年で歴代の指揮官は今江氏が10人目。そのうち、初代監督の田尾安志氏や大久保博元氏、平石洋介氏ら6人が1シーズンで役目を終えた。
今江監督の後任を務める三木肇氏も、2020年に1軍の指揮を執ったが、1季限りで2軍監督に再び配置転換された。22年にはファーム日本一を達成。若手の育成に手腕を発揮してきた。
5年ぶりの再登板となった三木氏について、森井誠之社長は「1、2軍合わせて6年間指揮を執ってきた経験があり、チーム全体を把握されている」と評価。「楽天をより強くしていくために適した人材であると判断した」と説明した。2年連続で新監督を迎えたチームは17日から秋季練習を行う。
[時事通信社]
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