「守備から入る」=西口新監督が就任会見―プロ野球・西武
プロ野球西武の西口文也新監督(52)が11日、東京都内で就任記者会見に臨み、「守備から入っていき、打線がかみ合ってくれればいい」と投手出身の指揮官らしい野球観を披露した。
通算182勝を誇り、最多勝や沢村賞など数々の栄誉を手にしたエースは引退後も西武一筋。西口氏は「今この場にいることが夢見心地」と壇上で照れ笑いを浮かべたが、編成部門や指導者としての手腕を評価する球団にとっては、満を持した就任要請だった。
2軍監督を務めた今季、1軍は3年ぶりの最下位に沈んだ。チーム打率は2割1分2厘でパ・リーグ歴代最低を更新。打線の底上げが急務と自覚しており、「長打があるに越したことはないが、ないなりの戦い方、打線の組み方も考えていかなければいけない」と語った。
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◇西口文也氏の略歴
西口 文也(にしぐち・ふみや)和歌山商高から立正大を経てドラフト3位で95年に西武入団。2年目から7年連続2桁勝利を挙げ、97年は最多勝、最多奪三振などのタイトルを獲得し、パ・リーグ最優秀選手と沢村賞に輝いた。ベストナインに2度、オールスター戦には4度選出。15年に現役を引退し、西武のコーチなどを経て22年から2軍監督。通算成績は436試合登板で182勝118敗、防御率3.73、2082奪三振。完全試合を1度、ノーヒットノーランは2度、それぞれ達成目前で逃したことでも知られる。52歳。和歌山県出身。
[時事通信社]
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