二階氏「派閥は悪くない」=政界引退でインタビュー
次期衆院選に出馬せず、政界を引退する自民党の二階俊博元幹事長(85)は9日、インタビューに応じ、自身も会長を務めた派閥に関し「世間的に批判を受けるようなことを取り除いていけば、派閥は何も悪いことではない」と述べた。
二階氏は1983年に初当選し、総務会長や経済産業相などを歴任。40年以上におよぶ政治家人生を「非常に思い出深い、印象的な毎日を送らせていただいた」と振り返った。今後に関し「やっておいた方がいいと思うことがあったら、これからも自分の範囲で努力したい」と語った。
石破茂首相の衆院解散の判断について「できるだけ早い時期に解散して国民の評価を受けようという積極姿勢だ。当然のことで大事なことだ」と理解を示した。
[時事通信社]
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