海自、潜水艦充電業務で過払い=委託先2社に8100万円―検査院
海上自衛隊の潜水艦に搭載された鉛蓄電池の充電業務を巡る委託契約について会計検査院が調べたところ、充電が十分にされていないケースがあり、約8100万円が過大に支払われていたことが7日、分かった。
検査院によると、海自が保有する潜水艦20隻は潜航中の動力に鉛蓄電池を使用しており、3年ごとの定期検査の際に充電することになっている。充電業務は、潜水艦製造元の川崎重工業と三菱重工業が請け負っている。
検査院は、2020~22年度に締結された委託契約22件を調査。鉛蓄電池は使用状況によって充電に必要な電力量が異なるが、契約書類には使用状況を踏まえた電力量が示されていなかった。このため15件では充電が十分にされず、不足分計約8100万円が過払いになっていた。
指摘を受け海自は7月、充電した電力量について2社に報告させ、充電が足りていない場合は契約を変更できるように見直した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
琴桜が初賜杯=豊昇龍との相星決戦制す―大相撲九州場所千秋楽
-
危機感にじむ高木=試行錯誤の五輪プレシーズン―W杯スケート・女子団体追い抜き
-
勝田4位、表彰台ならず=トヨタは製造者部門4連覇―WRCラリー・ジャパン
-
大相撲・談話=九州場所
-
岡、最後はほろ苦く=全日本体操種目別
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕