海自、潜水艦充電業務で過払い=委託先2社に8100万円―検査院
海上自衛隊の潜水艦に搭載された鉛蓄電池の充電業務を巡る委託契約について会計検査院が調べたところ、充電が十分にされていないケースがあり、約8100万円が過大に支払われていたことが7日、分かった。
検査院によると、海自が保有する潜水艦20隻は潜航中の動力に鉛蓄電池を使用しており、3年ごとの定期検査の際に充電することになっている。充電業務は、潜水艦製造元の川崎重工業と三菱重工業が請け負っている。
検査院は、2020~22年度に締結された委託契約22件を調査。鉛蓄電池は使用状況によって充電に必要な電力量が異なるが、契約書類には使用状況を踏まえた電力量が示されていなかった。このため15件では充電が十分にされず、不足分計約8100万円が過払いになっていた。
指摘を受け海自は7月、充電した電力量について2社に報告させ、充電が足りていない場合は契約を変更できるように見直した。
[時事通信社]
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