2024-10-06 17:45スポーツ

実力者金谷が完全復活=積極プレーで一気逆転―ACN男子ゴルフ

9番、アプローチショットを放つ金谷拓実=6日、兵庫・三木GC
9番、アプローチショットを放つ金谷拓実=6日、兵庫・三木GC

 喉から手が出るほど欲しかった今季2勝目だった。初戦以来、優勝から遠ざかっていた金谷は「最近は悔しい思いをしていた。自信を取り戻すことができた」。
 首位と5打差で迎えた最終日。「たくさんバーディーを奪わないと追い付けない」と積極プレーを誓って臨んだ。言葉通りに5番から4連続、11番からは3連続とバーディーラッシュ。混戦を一気に抜け出した。
 決めれば優勝の最終18番(パー5)は、3メートルのバーディーパットがカップに嫌われ「長引かせてしまって申し訳ない」。迎えたプレーオフ1ホール目。バンカーからの第3打を1メートルに寄せ、今度は冷静にウイニングパットを沈めた。
 パットの調子が上がらず、苦しい時期を過ごしていた。そんな時間も「しっかり練習はできていた。見詰め直すいいきっかけになった」とプラスに捉える。先週の東海クラシックは2位で、もちろん賞金王も諦めていない。「変わらず自分らしい、いいプレーをしたい」。ツアー7勝目の実力者が完全に復活した。
[時事通信社]

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