「今すぐに!」避難緊迫、攻撃への慣れも=イラン攻撃下のエルサレム
【エルサレム時事】エルサレムで取材中の1日午後7時半(日本時間2日午前1時半)ごろ、携帯電話の警報が鳴った。イランがミサイルを発射した知らせだった。窓の外で「早く、今すぐに!」と男性が叫んだ。記者は避難所に指定されている地下駐車場に移動。そこには深刻な表情を浮かべる人もいれば、肩を組んで楽しそうに歌う若者もいた。
営業中に客と退避してきた美容師のリオルさん(49)は「特に大したことはない。心配ないさ」と緊張感はない。4月のイランの攻撃に対するイスラエル側の報復が抑制的だったことに不満げで、「次はイランを終わらせる」と真剣に語った。客のミハル・マフローフさん(53)もこうした攻撃には「慣れている」と述べたが、娘からの電話で表情は一転。「娘が、爆発音がたくさん聞こえると言っていた」と語り、顔を覆った。
高校3年生の女性2人組は買い物中に攻撃に遭遇した。昨年10月のパレスチナのイスラム組織ハマスによる奇襲から始まったイスラエルの戦争がレバノンにも拡大したことに、「もうむちゃくちゃ」。平和のためにこれまでとは別の「仕組み」が必要だというが、具体策は思い付かない。「少なくとも、イスラエルは自衛し、強くなければ」と語気を強めた。
イランのミサイルは、パレスチナが将来の首都と位置付ける東エルサレム上空も通過した。8人の子の父であるパレスチナ人のジャティ・ダーナさん(42)は時事通信の電話取材に、花火を見るように家族でミサイルを眺めていたと語った。その上で、「こんな攻撃でイスラエルは止められない。茶番だ」とイランに対するいら立ちを隠さなかった。
[時事通信社]
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