ピート・ローズさん死去=大リーグ最多4256安打、83歳
【ニューヨーク時事】米大リーグのレッズなどで1960年代から80年代にかけてプレーし、歴代最多の4256安打を放ったピート・ローズさんが死去したと9月30日、ABCニュースなど複数の米メディアが伝えた。83歳だった。ネバダ州の自宅で亡くなったという。
63年、出身地のオハイオ州シンシナティが拠点のレッズでデビューし、新人王を獲得。最優秀選手(MVP)に1度、首位打者に3度輝き、85年にタイ・カッブの4191安打を抜いて通算安打の歴代最多記録をつくった。果敢なヘッドスライディングや全力プレーでも人気があり、「チャーリー・ハッスル」の愛称で親しまれた。レッズでは選手兼任を含めて監督も務めた。
86年までプレーして歴代最多の3562試合に出場し、通算で打率3割3厘、160本塁打、1314打点。2010年にイチロー(当時マリナーズ)が達成するまで、年間200安打以上を10度記録したただ一人の選手だった。
レッズ監督在任中の89年、野球賭博に関与していたことが発覚。大リーグから永久追放処分を受け、大記録を残しながら米野球殿堂入りを果たせなかった。
死去を受け、大リーグ機構や野球殿堂は哀悼の意を示すコメントを発表した。
[時事通信社]
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