県北舞台に国際芸術祭 岡山
岡山県の県北に位置する津山市、新見市など12市町村を舞台にした国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開幕した。国内外の42組43人のアーティストの作品が展示される。実行委員会の担当者は「人が県南に集中している。作品を見ていただくとともに県北を周遊してほしい」と話している。
11月24日までの開催で、アート作品は津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町の観光地など21会場に展示。そのほかの市町村では関連イベントなどを開催していく。新見市の観光鍾乳洞「満奇洞(まきどう)」では、写真家の蜷川実花さんらが鍾乳洞の奥に彼岸花が織りなす赤い空間などを作り出した。
県北部で国際芸術祭が開催されるのは初めて。金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子さんがアートディレクターを務めた。【もぎたて便】
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