2024-09-27 23:04スポーツ

大勢、また回またぎ力投=Vへ救援陣フル回転―プロ野球・巨人

8回、中日の細川を三振に抑え、ほえる巨人の大勢=27日、東京ドーム
8回、中日の細川を三振に抑え、ほえる巨人の大勢=27日、東京ドーム

 少ないリードでも大きな安心感を得られる。それほど巨人の救援陣は頼もしい。六回から4人がつないで中日の反撃を断ち、阿部監督は「勝ってよかった」と、短い言葉に逃げ切り勝ちの実感を込めた。
 移籍1年目のケラー、プロ2年目の船迫はともに3人でぴしゃり。八回から出たバルドナードが2死一、三塁のピンチを招くと、指揮官はすかさず抑えの大勢を投入した。中日の4番石川昂に中前適時打を許したが、続く細川はフォークで空振り三振。続けて九回も投げ、2安打を浴びながらも踏ん張った。
 4年ぶりの優勝へ、救援陣もフル回転している。この日の中継ぎ3人はいずれも50登板以上。前日のDeNA戦では三回途中から救援した横川や赤星ら4投手が無安打に抑える好投で、快勝に貢献した。
 大勢の回またぎは12日の広島戦以来で、今季2度目。「チームもいい流れなので、その勢いに乗っていくだけ。自分のできる準備をしっかりして」と話していたように、普段とは違う起用にもしっかり応え、28セーブ目をマークした。残り3試合。最後まで、ブルペン陣も力の限り腕を振る。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集