錦織、有明で躍動=因縁の相手に勝利=テニスジャパン・オープン
錦織がこの大会に出場したのは2018年以来となる。その姿を一目見ようと、平日の夜にもかかわらずチケットは売り切れ。最上段まで観客席は埋まった。大きな注目を集める中で、チリッチとの接戦を制した。
チリッチは2014年全米オープンの決勝で対戦し、敗れた因縁の相手。同世代で、ともに長くけがに苦しみ、復活の途上にある。両ベテランは、そんなバックグラウンドを感じさせないラリー戦を繰り広げた。「お互い年齢を重ねて、頑張っている相手と戦い合うのはすごく意味のあるものだった」と錦織。
最終セットでは、改良してきたサーブがさえた。センター、ワイドと打ち分けて狙いを絞らせなかった。試合が動いたのは第6ゲーム。強烈な第1サーブに食らい付き、相手のミスを誘ってブレークに成功。完全に流れを引き寄せた。「徐々に自分の調子というか、フォームも戻り始めている」と手応えもつかんだ様子。「1回戦を勝ててよかった」と胸をなで下ろし、観客の大声援に応えた。
[時事通信社]
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