2024-09-26 19:09スポーツ

1番ボギーで「逆に集中」=古江、ショット安定の65―日本女子オープンゴルフ

9番、パーパットを沈めた古江彩佳=26日、茨城・大利根CC西
9番、パーパットを沈めた古江彩佳=26日、茨城・大利根CC西

 古江は、海外メジャー覇者の力を見せつけるような安定感。難コースで65を出し、「想像していなかったスコア」と喜んだ。14番からの5ホールは、ショットを次々とピンに絡めて4バーディーを奪う圧巻の上がり方だった。
 1番のティーショットがいきなり右の深いラフへ。第2打をバンカーに入れて結局ボギーとする苦しい出だしだったが、「逆に集中できた」と笑顔で振り返った。2番はバンカーから残り131ヤードの第2打を30センチほどに寄せてバーディーを奪うと、その後はフェアウエーを外さず、ショットの精度を生かしてチャンスを量産した。
 7月にフランスで開催されたエビアン選手権で優勝。8月下旬の全英女子オープンを終えてからは日本の大会に出ている。前週は練習に費やし、「気になるところがあった。(構えの)向きが良くなかった」とスイングを修正。自信があったわけではないそうだが、初日は抜群のプレーだった。
 日本では通算8勝(アマチュアの1勝含む)ながら国内メジャーは未勝利。「落ち着いてしっかり自分のゴルフをできれば」と残りの3日間を見据えた。
[時事通信社]

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