元関脇碧山が引退=年寄「岩友」襲名―大相撲
日本相撲協会は24日、元関脇の碧山(38)=本名古田亘右、ブルガリア出身、春日野部屋=が現役を引退し、年寄「岩友」を襲名すると発表した。十両に転落した3月の春場所から負け越しが続き、東13枚目だった先の秋場所は5勝10敗と精彩を欠いた。
田子ノ浦部屋から2009年名古屋場所で初土俵。師匠の田子ノ浦親方(元幕内久島海)の急死により、12年2月に春日野部屋へ転籍。巨体を生かした突き押しを武器に同年秋場所で新三役となり、14年九州場所で新関脇に昇進した。幕内を71場所務め、三賞は敢闘4、技能1、金星1個。
22年3月に日本国籍を取得した。
[時事通信社]
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