2024-09-21 22:56

町田、もやもや残るドロー=札幌相手に無得点―Jリーグ

 町田は残留争いを続ける札幌相手にスコアレスドロー。黒田監督は「首位を走るためには勝ち点3が欲しいゲームだった。なかなか1点が遠かった」と渋い表情で振り返った。
 前半は最終ラインに5人を置いた相手にてこずり、もやもやを残したままハーフタイムへ。後半は開始から公式戦2試合の出場停止が明けた藤尾、同22分に相馬を投入して打開を図るも、ゴールは割れず。終了間際に訪れたチャンスも、杉岡のシュートがポストにはじかれた。
 試合後の選手たちは一様に無念の表情を浮かべていた。昌子は「難しい試合になるのは分かっていたが、その上で勝たないといけない試合だった」。14日の福岡戦では接触プレーで歯を2本折り、負傷交代。けがを押して出場した守備の要の執念も、勝ちにはつながらなかった。
 もどかしい一戦を悔やんでばかりはいられない。次節は敵地に乗り込んで広島との直接対決が待つ。指揮官は「このリーグの一番大きな試合になる。気持ちを一つに準備したい」と前を向いた。
[時事通信社]

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