栗林、雪辱の38セーブ目=プロ野球・広島
広島は栗林が雪辱の投球で1点リードを守り、連敗を脱した。味方打線が八回につながり、末包が勝ち越し打を放つなど3点差をひっくり返して九回へ。ここで、11日の巨人戦で1死も取れずに抑えに失敗して以来のマウンドとなり、「『きょうこそは』という気持ちだった」。先頭の代打中山にはボールが先行したものの、投直に仕留めた。最後は浅野を空振り三振に打ち取り、試合を締めた。
自己最多となる38セーブ目をつかみ、「きょうのマツダ(スタジアム)の声援は、自分がプロに入って一番だった。この声援を忘れずにやりたい」。言葉に実感がこもった。
[時事通信社]
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